米作り案内~お米ができるまで~
種まき(5月下旬)
種は「育苗箱」という長方形の箱に撒きます。現代の農業は土に向かって種を撒く事はしません。
その育苗箱に撒いた種は、ビニールハウスで保護された「苗床」で育てます。
苗床とはお米を育てるスペースの事です。
苗をまっすぐ育てる為に、苗床は水平にしています。また、育苗箱の土の下には栄養価を多く含んだ「育苗マット」を敷いている為、旨みが凝縮したお米が育ちやすくなっています。
代掻き(6月上旬)
代掻きとは、お米を育てる「田んぼ」を作る事です。
トラクターという農機で田んぼに水を入れながら、耕します。
田植え(6月中旬)
苗床で育ったお米を田んぼに植える作業です。
今は農機具も進化しており、育苗箱で育った苗をそのまま田植え機に移し、植える事が出来ます。
田植えする時に注意する事は、お米が育った時にお米同士が混合しないよう規則正しく植える事。
簡単に言うと、真っ直ぐ植えて行きます。
スペースが余った部分は手で植えます。
※この時だけは、昔ながらの田植え風景を思い出させます。
草刈り(6月下旬~)
栄養が取られない様に、雑草を取除きます。
除草(7月上旬~)
稲が病気にならないように、除草剤を撒きます。
中干し(9月下旬)
茎が出だした頃に田んぼの水を抜き、土を乾かし、根をしっかり張らす為、
土の中に酸素を取り入れます。
稲刈り(10月上旬)
田んぼで育ったお米を収穫する作業です。
稲刈りはコンバインという農機を使います。
刈った稲はそのまま、乾燥機へ移し、稲を乾燥させるのに約1~2週間かけます。
籾摺り(10月中旬)
乾燥したお米を籾摺り機でもみ殻を除く作業です。
もみ殻を取り除いた後は、そのまま袋詰めにし、お米専用の冷蔵庫へ保管します。
これで玄米の出来上がりです。
精米
お客様よりご注文を受け、翌日にお米専用の冷蔵庫から玄米を取り出し、精米します。また精米したお米は真空パックへ密封し発送致します。
お客様のご注文より3日後には、熊本県産ヒノヒカリをお届けします。
龍田農園
龍田農園では、江戸・文久時代から農業を営んでおり、年貢という形で熊本藩へお米を納めてきました。文久時代から約一五〇年の間、米づくりを続けてきたおかげで、「土」は肥え、栄養価の高いお米を育てることができるようになりました。またできるだけ安心してお召し上がりいただけるよう、残留農薬試験を行い、受注後精米・真空パックにて配送しています。ぜひ一度ヒノヒカリ100%龍田農園の「武蔵」をご賞味ください。
龍田農園
代表 西島祥二
〒861-8007 熊本県熊本市北区龍田弓削1-15-107
TEL 090-9495-7487 (月~金 9:00~17:00)
E-mail info@tatsudafarm.com
ホームページ http://www.tatsudafarm.com