水当番
2014/07/30
田んぼには水があります。
その水はどういう形で田んぼに入っているのでしょうか。
龍田農園では地下水をポンプでくみ上げています。
熊本では地下水がとても豊富で、ほとんどのご家庭の水道水も地下水です。
もちろん、ろ過せずにそのまま飲めます。
以前は、田んぼだらけの土地でしたので、ポンプの水を開く「水当番」というものが存在していました。
当番の日は1日に約3回、ポンプ小屋へ行き水を出していました。
しかし、龍田農園の周りでは、後継者が育たず、住宅地になってしまい、当番は私たちだけになりました。
子供の頃に遊んでた田んぼ畑がなくなった事は寂しいですが、仕方ありません。
話を戻し…
龍田農園の田んぼにはたまに見かける「エビ」が居ます。
調べると「ホウネンエビ」という名前らしく、ミジンコの仲間だそうです。
体が透けて緑色の部分をせわしなく動かしている美しいエビです。
たくさんいると豊作だそうです。
また、水が汚いとすぐ死んでしまうそうです。
子供の頃に、このエビを見かけると母親はうれしがっていましたが、
そういう感覚は、お米の事業に携わって初めてうれしさを実感を共有できたような気がします。
今年もたくさん産卵してほしいです。
龍田農園

龍田農園では、江戸・文久時代から農業を営んでおり、年貢という形で熊本藩へお米を納めてきました。文久時代から約一五〇年の間、米づくりを続けてきたおかげで、「土」は肥え、栄養価の高いお米を育てることができるようになりました。またできるだけ安心してお召し上がりいただけるよう、残留農薬試験を行い、受注後精米・真空パックにて配送しています。ぜひ一度ヒノヒカリ100%龍田農園の「武蔵」をご賞味ください。
龍田農園
代表 西島祥二
〒861-8007 熊本県熊本市北区龍田弓削1-15-107
TEL 090-9495-7487 (月~金 9:00~17:00)
E-mail info@tatsudafarm.com
ホームページ http://www.tatsudafarm.com